混合育児(栄養)の方法は?ミルクの足し方についてご紹介

(写真はイメージです)
厚生労働省の平成27年乳幼児栄養調査で、授乳について困ったことのトップは「母乳が足りているかどうかわからない」でした(※1)。ママや赤ちゃんに何らかの理由があって、母乳を十分に与えられない場合、母乳をあげながら、足りない分を育児用ミルクで補う混合育児があります。今回は、混合育児をどのように行うのか、その方法について、詳しく解説します。
*専門用語では「混合栄養」といいますが、この記事では一般的に使用されている「混合育児」と表記しています。

混合育児はどうやるの?

母乳とミルクを与える混合育児。母乳で足りない分をミルクで補います。大切なのは、「母乳が少しでも出るのであれば、できるだけ母乳育児を続けるために、ミルクを有効に利用する」という考え方です。

母乳の出方や量は個人差がありますし、時間帯も異なるため、母乳の分泌のリズムや赤ちゃんが飲む量を考慮しながら、ミルクの量を考えていくことが大切です。

混合育児の方法に絶対の決まりはありませんが、先に母乳を飲ませて、その後でミルクを与えることで、母乳の回数を減らさずに混合育児を続けやすくなります。

ほかにも、母乳とミルクを交互に与える、早朝と夜間だけ母乳を与える、もしくは、「母乳が足りないかも」と思ったときにミルクを追加するなど、さまざまな方法があります。

いずれにせよ、ママや赤ちゃんの状況に合わせて考えることを大切にしましょう。

ミルクの足し方

混合育児の方法は大きく分けると、「ミルクメイン」と「母乳メイン」の2つが考えられます。それぞれ、どのようにミルクを足していけばよいのか見ていきましょう。

母乳メイン

母乳メインの場合は、毎回の授乳で、はじめに赤ちゃんが欲しがるだけ母乳を与え、足りないようならミルクを足します。混合育児では、赤ちゃんがどれだけ母乳を飲んだのか目で確認できず、どれだけミルクを足したらよいのかわかりにくいため、ママの母乳の分泌具合や、赤ちゃんの飲み方などで足すミルクの量を考えるとよいでしょう。

また、昼間は母乳をあげて、夜間だけミルクを足す方法もあります。母乳の量が足りているかは、赤ちゃんをよく観察して確認しましょう。

母乳がしっかり出ているのに、ずっと乳首をくわえている赤ちゃんもいます。1回の授乳に時間がかかっていても、必ずしも母乳不足とは限りません。1つのサインだけで母乳不足だと判断せず、体重の増え具合や赤ちゃんの状態など総合的にみて考えることが大切です。

母乳が十分に飲めているサイン

  • 1日に8回以上授乳し、飲みたいだけ飲んでいる。
  • うんちが1日3回以上出ている(月齢によって1回量が増えて回数が減ってくることがあります)
  • 赤ちゃんの肌に張りがあり元気に見える。
  • 色の薄い尿で、1日に5〜6枚おむつがしっかりと濡れている。
  • 体重がきちんと増えている。
  • 身長や頭囲が増えている。

 

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ミルクメイン

母乳の分泌が悪いときや、ママが昼間は仕事をしている場合などは、ミルクメインにする方法もあります。
母乳の回数が減ることで、母乳の分泌が少なくなる心配がありますが、ママの気持ちや赤ちゃんの様子から判断して、上手にミルクを利用するようにしましょう。

また、混合育児で難しいのは、どれくらいミルクを足したらよいかわかりにくいところです。飲んだ母乳の量が見えないので、おっぱいが足りていないのでは?と心配して頻回に授乳すると、結果的に飲みすぎてしまうことがあります。飲みすぎると赤ちゃんは母乳やミルクを吐く原因になるので注意しましょう。

赤ちゃんの様子をよく観察しながら、哺乳瓶の乳首の穴のサイズを小さいものにしたり種類を変えるなど、ミルクの出を少なくする工夫をしてみるのもひとつの方法です。

まとめ

混合育児の授乳の方法に正解はありません。ママの体の状態や生活スタイル、赤ちゃんの哺乳量や成長などによっても変わります。母乳メインにするか、ミルクメインにするかでも、方法は違ってきますので、ママや赤ちゃんに合ったやり方を見つけましょう。混合育児の方法で分からないことや心配なことがあれば、医師、助産師、看護師、保健師、管理栄養士、栄養士等の専門家にご相談下さい。
※1 厚生労働省「乳幼児栄養調査(平成27年)」より引用 https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/83-1.html

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