離乳食　離乳中期の進め方～量や固さ、おすすめレシピもご紹介

中期の離乳食は1日2回にして、生活のリズムを整えていきます。
母乳又は育児用ミルクは離乳食の後に与え、離乳食とは別に母乳はお子さんが欲しがるだけ、育児用ミルクは1日に3回程度与えます。

なめらかなペースト状のものに慣れてきたら、少しずつ水分を減らして、舌でつぶせる程度の固さへステップアップしましょう。豆腐ぐらいの固さを目安にするとよいですね。

おかゆは水分量を減らして、お子さんの様子を見ながら全がゆ（5倍がゆ）にします。

穀類（主食）、野菜（副菜）・果物、たんぱく質性食品（主菜）を組み合わせて、バランスをよく、いろいろな食材を取り入れていきましょう。この時期は、まだ味付けはそれほど必要なく、素材のだしを基本にした味付けで十分です。

包丁でたたいたひきわり納豆や乳製品、赤身魚や鶏ささみなども、メニューに加えていきましょう。ささみや鮭などパサつくものは、片栗粉を使ってとろみをつけたり、スープやおかゆに混ぜたりすると、飲み込みやすくなります。

また、鉄分が不足しがちになる時期なので、鉄を意識した食材を取り入れていきましょう。

卵は固ゆでの卵黄からスタート。少しずつ増やして1/2個以上食べられるようになったら、卵黄をよく加熱して、卵スープなどにして食べさせてみましょう。口の周りが赤くなる、じんましんが出るなどのアレルギーの症状が出ないかを確かめて、問題がなければ少量の全卵にステップアップ。もし、症状が出るようでしたら小児科医やアレルギー専門医に相談しましょう。

食べられる物が増えてくる離乳中期。上手にモグモグしてくれなかったり、離乳食のレパートリーがマンネリ化してきたりと、パパやママにとっては、心配なことが多い時期かもしれません。同じ食材でも形や大きさを変えるなどして変化をつけるなど、工夫をしながら、焦らずゆっくり進めてみてくださいね。パパやママがお子さんとの食卓を楽しめることがとても大切です。

「雪印メグミルク ぴゅあ」「雪印メグミルク たっち」を使った離乳食のレシピを赤ちゃんの離乳期ごとにご紹介しています。