フォローアップミルクの飲ませ方
〜寝る前に飲んでも大丈夫?飲まないときにはどう工夫すればよい?

 
フォローアップミルクは生後9か月~3歳ごろまで飲むことができて、お子さんに不足しがちな栄養素を補ってくれるミルクです。しかしパパやママからは「飲ませ方がわからない」「飲ませるタイミングが難しい」「なかなか飲んでくれない」といったお悩みが寄せられることもあります。そこで今回はそうした疑問に答えるかたちで、フォローアップミルクを日々の食事や生活に上手に取り入れるためのヒントを紹介します。

フォローアップミルクは何で飲ませる?

フォローアップミルクについては、パパやママから「何を使って飲ませたらいいのかわからない」という疑問がしばしば寄せられます。育児用ミルクは哺乳びんで飲ませていたものの、「同じミルクでもフォローアップミルクは……?」と、悩んでしまうことがあるようです。

フォローアップミルクを飲ませる方法は、お子さんが飲みやすい方法ならなんでも構いません。スパウトやコップ、ストローマグなど、お子さんが好きな方法を選びましょう。
もちろん哺乳びんでもよいのですが、ここでは「あえて哺乳びんを使用しない」という選択肢もあることをお伝えしておきます。

あえて「哺乳びんではフォローアップミルクを飲まないようにする」理由とは

1〜2歳を過ぎると、お子さんには食習慣に対するこだわりが出てくることがあります。中にはそのこだわりが「○○は○○で食べる(または飲む)」というパターンになってあらわれることもあります。例えば、「ヨーグルトは必ず、くまさんのついたスプーンで食べる」というのも、そのひとつです。その一環で「水や麦茶はコップで飲むけれど、フォローアップミルクだけは哺乳びんで飲む」というこだわりがあらわれてくるかもしれません。
哺乳びんでフォローアップミルクを飲むこと自体が悪いわけではありません。ですが、こうしたこだわりが一度インプットされると、月齢が進んでも哺乳びんがなかなかやめられず、パパやママのあらたな悩みになってしまう可能性があります。

フォローアップミルクを飲み始めるのは離乳食が始まってからなので、その後のことも考え、できれば哺乳びん以外の方法で飲ませるようにしてみてもよいでしょう。

フォローアップミルクはどのくらいの量を飲ませたらよい?

フォローアップミルクは飲ませ方以外に、「どれくらいの量を飲ませたらよいのかわからない」という、量に関する疑問もよく耳にします。

この疑問を解決するには、フォローアップミルクの役割がヒントになります。
フォローアップミルクの目的は「離乳食で不足しがちな栄養素を補う」ことです。
満9か月を過ぎたころから、赤ちゃんの栄養の中心は、母乳やミルクから離乳食に移行していきますが、そのころのお子さんは胃などの消化器がまだ小さく、機能も未熟なため、1日3回の離乳食だけでは成長に必要な栄養をとるのが難しいこともあります。そのような場合には、お子さんに不足しがちな栄養素を補う手段として、フォローアップミルクが適しています。

ただし、あくまで食事の補助が役割ですから、フォローアップミルクだけでお子さんが満腹にならないようにすることが大切です。具体的な量については個人差がありますが、9〜12か月のお子さんには3回の離乳食の食後に毎回80~120ml、さらに食間に200mlを2回、1〜3歳のお子さんには200mlを2回がひとつの目安になるでしょう。

フォローアップミルクの量の目安例

月齢(年齢)

目安量

 

毎食後(3回)

目安量

 

食間(2回)

9~12か月 80~120ml 200ml
1~3歳   200ml
離乳食で不足しがちな鉄分などの栄養素をフォローアップミルクで補えると、パパやママの安心にもつながりますね。

寝る前に飲んでもよい? フォローアップミルクを飲ませるタイミング

飲ませるタイミングも、フォローアップミルクを活用するときの悩みどころになるかもしれません。
一度にたくさんの量を食べることができない小さなお子さんの場合、離乳食の前にフォローアップミルクを飲ませてしまうと、満腹になって離乳食を食べなくなってしまう可能性があります。
正しい食習慣を身につけるためにも、まずは離乳食をしっかり食べられるようにすることが大切です。したがって、フォローアップミルクを飲ませるタイミングとしては、以下がおすすめです。

● 食事やおやつと一緒
● 食間(食事と食事の間。食事の1時間後くらいから次の食事の1時間前くらいまで)

寝る前にミルクをほしがるお子さんも多いようですが、寝る前に飲むのは歯の健康のために避けたほうがよいでしょう。
どうしても寝る前に飲みたがってしまう場合は、ちょっと工夫をしてみましょう。

● 毎晩寝る前に飲むのは避ける
● 飲んだ後に歯みがきをする
● または白湯や麦茶などの糖分を含まない飲み物を飲んで、口の中をさっぱりさせる

このような工夫をして、フォローアップミルクに含まれる糖質が、なるべく口の中に残らないようにするのが理想です。

フォローアップミルクを飲まないときの工夫

栄養不足が心配だけれど、お子さんがなかなかフォローアップミルクを飲んでくれない……。そんなときは離乳食やおやつを作るとき、牛乳のかわりに使ってみてはいかがでしょう。フォローアップミルクは溶けやすいので、料理に使うときも、そのまま振りかけて加えることができます。ただしカレーやシチューなどのように、とろみがつよい料理に加えるときは、そのまま加えるとダマになることがあります。とろみのある料理に使う場合は、あらかじめ水やお湯に溶かしてから加えましょう。

なお、フォローアップミルクに含まれる栄養素のうち、ビタミンCなどの熱に弱いビタミンは長い時間加熱すると少なくなったり、失われたりしてしまうことがあります。フォローアップミルクに含まれるすべての栄養素をしっかりとりたい場合は、できるだけ加熱時間が短くなるよう、料理の最後に加えるのがおすすめです。
▶︎ たっちを使った離乳食のレシピはこちら

小さなお子さんは胃などの消化器がまだ小さく、機能も未熟なため、大人のように食事だけで必要な栄養をとるのが難しい場合があります。ですが、フォローアップミルクを飲むと、不足しがちな栄養を補うことができます。 お子さんの栄養不足が心配なときは、ぜひフォローアップミルクを取り入れてみてください。

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