生後3か月の赤ちゃんの育児をされている皆様へ

この頃の赤ちゃんは、だんだんと首がすわってきます(ゆっくりな赤ちゃんは4~5か月)

また、あやすとニッコリ笑うなど表情が豊かになります。
病院での3~4か月検診では赤ちゃんの身長、体重などの身体発育の他、首のすわりや視覚、聴覚などの発達をチェックしてもらいます。普段から気になるところを母子手帳にチェックして、問診時に質問してみましょう。また、3~4か月検診時に予防接種を予定している自治体もありますので、事前に確認しておきましょう。

赤ちゃんはこの時期になると序々に満腹感を覚え始めますので、母乳やミルクを飲む量がコントロールされてきます。
機嫌よく体重が増えているのであれば、それが赤ちゃんにとっての飲む適量です。

母乳の良いところ

母乳には免疫物質が含まれていて赤ちゃんを感染症から守ってくれます。特に出産直後から1週間以内にでる初乳はその効果が高いことが知られています。それ以外にも赤ちゃんがおっぱいを吸うことにより、子宮収縮が活発になり産後の母体回復を促します。

1日の授乳回数の目安

新生児の時期は、赤ちゃんの吸う力が弱いので上手に飲めません。母乳の場合は、赤ちゃんが欲しがるたびに飲ませましょう。授乳の回数が増えることで、上手に飲めるようになり、1回の飲む量が増えれば1日の授乳回数も減っていきます。

母乳不足の見極め方

赤ちゃんの体重の増え方を、母子健康手帳の体重曲線に当てはめてみましょう。体重が少なくても、曲線に合う形で増えていれば問題ありません。しかし、健診などのときに母乳不足を指摘されたり、授乳の間隔が開かなかったりした場合はミルクを足してみましょう。

母乳とミルクの使い分け

お母さんの体調や仕事などの生活環境によって、ミルクを使う状況が出てきます。最初は母乳を飲ませ、足りない分をミルクで補うようにしましょう。少しづつミルクに慣らしていき、生活リズムに合わせて母乳とミルクを使い分けた方がよいでしょう。

げっぷの出し方

赤ちゃんのおなかがお母さんの肩ぐらいにくるようにたて抱きして、前かがみをさせた状態で背中を軽くたたいてみましょう。それでも出ない場合は、しばらく上半身を高くした状態でだっこしていると自然に出ることがあります。

赤ちゃんへのたばこやお酒の影響

ニコチンやアルコールはお母さんの母乳の出る量を抑える影響があり、その影響で赤ちゃんの成長も抑えられてしまいます。赤ちゃんにとって、たばこはお母さんだけでなく周りの人々からの受動喫煙による悪い影響もありますので注意が必要です。

避けたいミルクの作りおき

ミルクは授乳の都度、赤ちゃんが飲む量に合わせて作ってください。作りおきや飲み残ししたミルクは冷蔵庫で保管しておいても、細菌類が繁殖しやすく衛生的ではありません。飲み残しのミルクは捨てて、新鮮なミルクを赤ちゃんにあげてください。

授乳時期の食事の注意点

毎日の食事をバランスよく摂ることが基本です。その中で、授乳によって失われやすいカルシウムや鉄、ビタミン類などを十分に摂取するようにしましょう。

出典

厚生労働省発表資料
妊産婦のための食生活指針(平成18年2月)
平成17年度乳幼児栄養調査結果(平成18年6月)
授乳・離乳の支援ガイド(平成19年3月)

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