３月の節句を過ぎ、雛飾りを片づけるころになると、暖かい春がもうそこまで来ているなあと思います。この時季、うちの食卓には梅や桜などを描いた小皿、豆皿、花びらをかたどった箸置きなどがよく登場します。はっきり何の花かわかるものもあれば、輪花のように縁に切り込みが入り、上から見ると１輪の花のように見える皿も。どれも私が好きで少しずつ集めてきたものばかりです。手のひらに収まるようなこういう小さなものは、出し入れが多いとつい散らかりがち。うちの収納法は、かごをいくつか組み合わせて仕切りを作り、浅めの引き出しにしまうスタイルです。深いとどうしても２段にしたくなり、そうなると下段は使いそびれる気がしますから。模様替えでは、ときどき収納場所も移動しますが、今はダイニングテーブルに近いローキャビネットの引き出しが、定位置になっています。