朝早起きして庭の緑に水まきをするのが心地よい夏。朝ごはんはちょっとがんばってスコーンを焼いてみませんか。30分あればできるので、パンをきらした朝もあわてなくなります。私のおすすめはカッテージチーズを使うレシピで、外はサクサク、中はふんわり焼き上がります。カッテージチーズはサラダとの相性も抜群で、ビュッフェのような自由な組み合わせで使ってみるとヘルシーなおいしさが楽しめます。
カッテージチーズってどんなチーズ?
- 脂肪分が低いチーズです。「雪印北海道100 カッテージチーズ」は「雪印北海道100 とろけるモッツァレラ」の約5分の1の脂肪分。
- 白くてやわらかいそぼろ状のフレッシュチーズです。うらごしタイプはなめらかなクリーム状です。
- クセがないので料理やおやつ作りに工夫次第でいろいろ使えます。
スコーンには思い出があります。初めて作り方を教わったのは30年近く前のこと。夫と旅したオーストラリアのタスマニアでした。イギリス文化が根付いた土地で、スコーンは朝食やお茶の時間に焼きたてが出てきます。料理上手な家庭の奥様から教わったレシピはたっぷりのカッテージチーズと牛乳を使った、それは大きなスコーンでした。外側はさっくり、中はふんわりと軽い口当たりで、クロテッドクリームやジャムをたっぷりつけていただきます。うちに帰ってからさっそく何度も繰り返し作り、スコーンの基本を覚えました。カッテージチーズは当時、流行り始めていて、うちでもサラダやサンドイッチなどによく使っていました。スコーンに入れて焼くと中がとてもふんわり。私のスコーンのスタートです。そのレシピは25年ほど前に出版された『栗原さんちのおやつの本』(文化出版局)の中で「自慢のスコーン」として紹介しています。その後もヨーグルトを使ったり、生クリームやクリームチーズを使ったり、粉を全粒粉に変えてみたり。私のスコーンに終わりはなさそうですが、やはりカッテージチーズで作った最初のレシピが今も私の定番です。
おすすめリンク
-
メンバー登録メルマガのお届け、メンバー限定プレゼントなど