３年近く前に一度、このエッセイで書きましたが、結婚してから40年、私がどんなにミルクティーを進めても頑としてきくことなく、紅茶といえばずっとレモンティーだった夫が、「あなたがおいしそうに飲んでいるのをみて、僕も飲んでみようかなと思った」と言いました。以来、毎朝２人分のミルクティーをいれてくれるようになり、その後もずっと続いています。夫のいれ方はこんな風です。ティーバッグをポットに入れて熱湯を注ぎ、きっちり４分おきます。その間に牛乳を電子レンジで温めます。紅茶と牛乳の割合は２対１くらい。お揃いのマグカップに、毎朝たっぷり用意してくれます。紅茶はイギリスの友人からお土産でよくいただくものだったり、仲よしの静岡の紅茶屋さんから送ってもらうものだったり。紅茶といっしょに簡単なサンドイッチも作ってくれます。サンドイッチでない日は、はちみつトーストや市販のピザトーストということも。そういう日も飲みものは今では決まってミルクティーです。