2006年9月
夏の暑さが残るとはいっても、9月は秋の入り口です。
この時季、ふだんにも増しておいしく感じるのが
ヨーグルトをたっぷりと使ったサラダやデザート。
そのさわやかな風味やなめらかな食感は
じゃがいもやりんごなどの季節の味とよく合って
うちの人気の1品になっています。
年ほど前に出版された私の料理本『ごちそうさまが、ききたくて。』を開くと、その当時、うちで愛用していた食器が載っています。そのほとんどが和食器です。もともと私が和食器好きなこともありますが、当時の家は床や家具が濃い茶色だったので、和食器がよく合うこともその理由のひとつでした。その後、今の家に引っ越し、まっ白な壁、大きなガラス窓から光がいっぱいに差し込む空間には、一変して白を合わせたくなりました。あれから約10年。器やインテリアは白を基調にしています。でも、すべて白ではなく、器にはあざやかなトルコブルー、焼き締め、粉引き、うるしなどを組み合わせて私なりのコーディネートを楽しんでいます。これらの和食器は、以前、集めていたものから選び抜いた器に加えて、今も作家の方にあらたに作っていただいています。どちらも私がこれから長く使っていく器になると思います。
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