コンプライアンスとサステナビリティの浸透のための取組み
食の責任を強く認識し、果たして行くことを誓う日の活動
雪印メグミルクグループは「雪印乳業食中毒事件」と「雪印食品牛肉偽装事件」を忘れないために、「食の責任を強く認識し、果たしていくことを誓う日の活動」を、2つの事件の発生月である6月と1月に毎年実施しています。2003年度に初回を実施し、2024年度で43回の開催となりました。また、2020年度より、6月は「2つの事件を正しく理解し、二度と繰り返さないためには何が必要か」、1月は「雪印メグミルクグループが持続的な成長を目指し、今後取り組んでいく社会課題解決」を活動テーマに実施しています。それぞれ翌月のサステナビリティグループ活動において、全従業員が講演映像を視聴し、意見交換を行っています。
講演後の質疑応答(2025年1月)
実施月 | 講演テーマ | 講演者 |
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2024年6月 | 雪印乳業食中毒事件の経営学的検討 | 中京大学経営学部教授 谷口 勇仁 氏 |
2025年1月 | 脱炭素革命への挑戦 世界の潮流と日本の課題 | (株)NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー 堅達 京子 氏 |
サステナビリティグループ活動
雪印メグミルク(株)では、全役員・従業員がコンプライアンスの強化、サステナビリティ意識の醸成のため、2つの事件後の2003年から、サステナビリティグループ活動を続けています。各部署に配置されたサステナビリティリーダー(65名)が中心となり、活動テーマについて活発な意見交換を行っており、従業員同士が意見や経験を共有することで、コミュニケーション強化にもつながっています。ループ会社においても、コンプライアンスを中心とした各社の課題に沿ってサステナビリティグループ活動を行っています。
サステナビリティグループ活動の様子
開催月 | 雪印メグミルク㈱ 2024年度活動テーマ |
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5 | 「2023年度コンプライアンスに関するアンケート」の結果に基づく各部署の課題解決に向けて |
6 | 「雪印乳業食中毒事件」の経験者の映像を視聴 |
7 | 「食の責任を強く認識し、果たしていくことを誓う日の活動~雪印の事件を風化させない~」全社活動 |
8 | 各職場で①、②から選択 ①健康経営推進に向けて ②各職場のフリーテーマ |
9 | サーキュラーエコノミーの実現 |
10 | 内部通報制度の理解 |
11 | 「雪印メグミルクレポート2024(統合報告書)」のトップメッセージより、企業の価値創造や持続的成長の理解 |
12 | 「雪印メグミルクアワード2024」を通じた「雪印メグミルク バリュー」 |
1 | ハラスメントのグレーゾーン |
2 | 「食の責任を強く認識し、果たしていくことを誓う日の活動 ~これからの社会課題解決にむけて~」全社活動 |
従業員アンケートの実施
雪印メグミルクグループでは、全従業員を対象として、コンプライアンスを中心としたアンケートを実施しています。結果から現状の実態把握を行うと共に、抽出した課題について対応を行います。