コンプライアンスとサステナビリティの浸透のための取組み
食の責任を強く認識し、果たして行くことを誓う日の活動
雪印メグミルクグループは「雪印乳業食中毒事件」と「雪印食品牛肉偽装事件」を忘れず、「食の責任を強く認識し、果たしていくことを誓う日の活動」を、2つの事件の発生月である6月と1月に毎年実施しています。6月は「事件を風化させない、正しく記憶する」、1月は「食に携わる者として社会に貢献する」をテーマに活動しています。
Webによる意見交換を本社活動で実施
サステナビリティグループ活動
雪印メグミルクグループでは、役員・従業員がサステナビリティについて理解を深め、意見を交わす「サステナビリティグループ活動」を2003年度から続けています。2023年度で21年目となり、各部署に配置されたサステナビリティリーダーを中心に、部署単位で年10回実施し、雇用形態にかかわらず全従業員が参加しています。
雪印メグミルク(株)のサステナビリティグループ活動は、年2回の「食の責任を強く認識し、果たしていくことを誓う日の活動」全社活動をはじめとして、コンプライアンスマインドを醸成し、SDGs達成や社会課題解決に向けて取り組んでいます。参加者はテーマについて深く考え、活発な意見交換を行います。従業員同士の考え方や経験を共有することで、コミュニケーション強化にもつながっています。
他のグループ各社においても、コンプライアンスを中心に各社の課題認識に合わせたサステナビリティグループ活動を行っています。
サステナビリティグループ活動の様子 |
「雪印メグミルクグループ SDGs 実践アワード」の開催
雪印メグミルクグループでは、2020年度より「雪印メグミルクグループ SDGs実践アワード」を開催しています。
重要課題(マテリアリティ)のKPI達成に向けた活動を表彰し、グループ一丸となり、全従業員が自分事としてSDGsの活動を推進、拡大させていく表彰制度です。
第3回開催の2022年度は、グループ会社(17社)と雪印メグミルクの全部署が参加し、合計132件のエントリーがありました。グループの模範となる優れた活動を、社長、サステナビリティ担当役員、サステナビリティ推進部が選定し、2023年6月に表彰式を行いました。
最優秀賞は、雪印メグミルクの生産部・野田工場・広域営業部・酪農部東日本酪農事務所による「生産体制変更による工場の深夜労働の削減」の共同取組みです。社外とのパートナーシップや、社会課題解決と経済性を両立した取組みが、高く評価されました。
最優秀賞受賞職場 |
開催 | 2020年 第1回 |
2021年 第2回 |
2022年 第3回 |
|
---|---|---|---|---|
参加率 | 雪印メグミルク全部署 | 100% | 100% | 100% |
グループ17社 | 59% | 89% | 100% | |
表彰された活動の特徴 | SDGs理解、業務との紐づけ | 「誰ひとり取り残さない」の具体的取組み | 社会課題解決と経済性の両立 |
従業員アンケートの実施
雪印メグミルクグループでは、全従業員を対象として、コンプライアンスを中心としたアンケートを実施しています。結果から現状の実態把握を行うと共に、抽出した課題について対応を行います。