チャレンジChallenge
「恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト
ドリンクタイプ」生産への挑戦
今まで経験のない
ヨーグルト新ラインの立ち上げに携わった、
ベテラン社員と若手社員の奮闘記
PY製造ラインの増設を促した、
世の中の健康志向への高まり。
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金井
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今でこそ「恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト ドリンクタイプ」は当社の看板商品に成長しましたが、当初はここまで大きくなるとは思っていなかった。一方で、世の中の健康志向が高まり、気軽に摂取できる小容量のドリンクタイプの需要が増えたことで、一気に生産量も増えました。
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佐藤
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「ガセリ菌SP株が内臓脂肪を減らす」という機能性を打ち出した頃から、うなぎ上りにグンと売り上げが伸び始めました。そのタイミングで製造ライン増設の話が持ち上がったのです。
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金井
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それまでは、成形機2台・充填機1台で全国供給分を製造していましたが、仮に不具合が生じた場合、あっという間に生産量が追い付かなくなるような状況でした。この増設の話が出たときは、やっと生産やトラブルの心配をせずに「ゆっくり寝られる」と思いました。
増設には、奥原さん、髙玉さん、そして職場リーダーが中心となって担当してもらいました。みんなチームワークよく、本当に頑張ってくれたと思います。一人ひとり役割を認識して、各自が「今何をしなければならないか」をいつも考えて、主体的に行動してくれました。増設工事からその後の増産対応までスムーズにこなすことができたのも、奥原さんや髙玉さんたちの大活躍のおかげです。
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奥原
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増設工事は単に製造ラインを1つ増やすだけの工事ではありませんでした。既存の製造ラインの不具合を改良し、さらに効率よく働きやすいものにしようと、いろいろチャレンジしました。一度に3つ4つのことを常に考えていたので、他のメンバーと内容を共有するために、多くの時間をかけたことを覚えています。
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髙玉
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当時は3人のチームで増設工事を担当していたので、引継ぎは特に重要でした。漏れがあっては大変なので、念には念を重ねて言い含めるようにして申し送りをしていましたね。そのやりとりに鬼気迫るものがあったのか、「あの2人は仲が悪くなった」と噂になっていたそうです。
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奥原
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喧嘩していると思われたようです(笑)。それだけ必死だったんです!議論ってこういうことなのかなって。それぞれ個々の考えをぶつけ合って、最良の答えを導く。また、あんな熱い議論をしてみたいですね。
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髙玉
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その時真剣に話し合って得た知識は、京都工場での新製造ライン立ち上げの際に、とても役に立ちました。また、工事全体の流れを把握していたことで、重要なポイントでは事前に準備しておくことができ、経験が非常に生きました。
「わかりません」「できません」からは何も生まれない。
皆で調べて、考えて、努力して
作り上げた自慢の製造ライン。
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金井
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例えば、成形担当でも充填作業にも対応できるという生産体制にシフトしていくことができたのは、奥原さん、髙玉さんたちが、立ち上げ初期の段階で頑張ってすべての作業標準を作成し、さらにメンテナンスの仕組みまで考えてくれたことが大きいです。他にも毎日の生産状況が翌日には一目でわかる仕組みを時間をかけて構築してくれました。これらの仕組みは、増設工事後、増員した従業員のスムーズな教育訓練にとても役立った優れものです。
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髙玉
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京都工場の立ち上げ時には、理解の甘かったCIPで苦労しました。わからないことを考えているだけでは解決しないので、頻繁に奥原さんと連絡を取り合いながらCIPについて徹底的に勉強しました。今の自分の引き出しになくても、取っ掛かりがあるなら「できません」と断らずに努力すればいいのかなと。
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金井
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確かに2人から「できません」って言葉を聞いたことがないですね。
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佐藤
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「考えます」って言うよね。あるいは「少し時間をください」とか。
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髙玉
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「できません」と言ったらそこで終わってしまうので、「一回持ち帰ります」と言うようにしています。わからないことはとにかく人に聞いたり自分で調べたりしました。品質管理課に衛生検証の相談をしたり、工務課に電気系統の話を聞きに行ったりして、他部署の皆さんに助けられて今があると思っています。
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佐藤
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髙玉さんが他の部署にいろいろ聞きに行くようになったなんて、なかなかの成長ですね(笑)。
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髙玉
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一人で考えていても何も解決しないということがわかったんです。
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金井
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今回のPY製造ライン立ち上げ業務では、「わからない」で済ませるのではなく、皆で新しいことにチャレンジして、何とか形にしてきたという自負があると思います。
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佐藤
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課題はまだまだあります。しかし皆で調べて考えて納得のいくまで話し合って一つ一つクリアしてきたという自信があるからこそ、次の課題にも挑戦できるし、きっと乗り越えられるのだと信じています。
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髙玉
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私は、京都工場での立ち上げにも携わったことで、設備などのハード面ではさらに自信を得た感覚がありますが、仕組みづくりなどのソフト面はまだまだなので、人を育てる力を身につけていきたいです。当面の目標は今の職場をしっかり育てることでしょうか。
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奥原
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髙玉さんの「わからないことは人に聞く」という話を聞いて、良い刺激をもらいました。設備などハード面は日々進化しています。この進化に適応した、「効果的・効率的」な生産システムへと、ソフト面を進化させていく必要があると思っています。私はこの進化を中心となって進めたいです。もともと、新しいことをするのが好きなので、これからもいろいろなことにチャレンジしていけたらと思います。
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金井
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海老名工場より大きい工場を土台から作るというくらいの、でっかい夢があるってことだよね?
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髙玉奥原
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はい、これからもがんばります!
「恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト ドリンクタイプ」には、この他に、ベリーミックス味、マスカット味、宅配専用があります。「ガセリ菌SP株が内臓脂肪を減らす」無理なく毎日続けやすい、すっきり飲みやすい仕立てのドリンクタイプヨーグルトです。