さまざまな味わいが楽しめる日本茶とチーズのおすすめの組み合わせを、チーズのプロFromagerがご紹介します。
あなただけの美味しいマリアージュをみつけてみませんか!
お茶の種類別おすすめチーズ
煎茶
水出し煎茶
ほうじ茶
日本のお茶についてちょっぴり詳しくなれる情報
日本のお茶の歴史
日本のお茶の始まりは、今から約1200年前の平安時代の初め。
歴史書『日本後紀』には、「弘仁6年(815年)4月22日、僧・永忠が嵯峨天皇に茶を煎じて奉った」と記され、これが日本でお茶を飲んだ最初の記述といわれています。
当初、お茶は大変貴重品でした。それが普及したのは、鎌倉時代に臨済宗の開祖・栄西がお茶を中国・宋から持ち帰ったのがきっかけで、当時のお茶は抹茶に近く、江戸時代に入ってからは煎茶がお茶の中心となり、庶民の口にも入るようになりました。
当時は、お茶請けには栗など木の実が食べられていました。
参考:公益社団法人日本茶業中央会
「ほっとひといき 日本茶入門」
17世紀に日本からオランダに伝わり、その後イギリスへ。さらに18世紀には、イギリスから当時のイギリス植民地(アメリカなど)に伝わり、世界に広まりました。
お茶をおいしく淹れるには
お茶をおいしく飲むためには、「うま味」成分であるアミノ酸類を溶出させ、「渋味・苦味成分」であるカテキン類(タンニン)・カフェインの溶出を抑えて、お茶の持っている味や香りを十分に引き出すことが大切です。
参考:公益社団法人日本茶業中央会
「ほっとひといき 日本茶入門」
温度による違い
熱いお茶と冷たいお茶、温度によって異なる「香り」「色味」「味わい」が楽しめるのもお茶の魅力の一つ。是非、温度によるお茶の違いも楽しんでみてくださいね。
急須の素材による味わいの違い
お茶は、急須の素材によっても味わいが違ってくることをご存知ですか?選ぶ際には、デザインだけでなく、素材の違いにもこだわって楽しんでみてはいかがでしょう。
粉茶
茶畑から摘んだ茶葉を、蒸して揉んだ後、乾燥させたものを荒茶といい、その後、形や大きさを均一にする工程で出る細かい茶葉を集めたもの。
茶柱
お茶碗の中ですっと立つと、縁起が良いとされる茶柱。茎の部分。