雪印メグミルクグループの
存在意義・志(企業理念)

*2025年4月1日時点の内容で作成しております

雪印メグミルクグループは、
2025年5月に創業100周年を迎えます。
未来の100年を見据え、
「この社会に、私たちが何のために存在し、
何を目指すのか」
という“存在意義・志”を企業理念として定め、
新たな未来へ繋げていきます。

存在意義・志

健土健民

存在意義・志のステートメント

私たちは社会課題に挑む精神で、人と自然が健やかにめぐる食の未来を育んでいきます。

「健土健民」という創業の精神は、
これまで変わることなく脈々と受け継がれ、
新たな道を切り拓いてきたパイオニア精神とともに、
時代ごとの社会課題に挑む原動力となってきました。

先行きがより不透明な時代になっていく中、
この原点に立ち返ることで、
私たちの最大の強みである
「価値をめぐらせる力※」を活かして、
これから先の社会課題である「食の持続性」を実現し、
食の可能性を切り拓いていく。

「健土健民」には、そんな強い想いが込められています。

※:消費者、生産者、取引先、投資家、地域社会、従業員といったステークホルダーと共に、価値を創造し、豊かな循環を生み出す力

コーポレートスローガン

Love Earth. Love Life.

自然と人が健やかにめぐるように、
Earth(地球・大地)を愛し、
Life(生命・人生)を愛する

そんな世界の実現を目指して
社会課題に挑んでいく私たちの意思と、
日本や海外といった視点ではなく
地球規模で取り組んでいく私たちの決意が
「Love Earth. Love Life.」という
言葉には込められています。

special movie


雪印メグミルクグループの原点

酪農のために立ち上がったパイオニア、
その精神は今も私たちの中に。

雪印メグミルクの前身のひとつは、「北海道製酪販売組合」です。
関東大震災(1923年9月)後、物資欠乏と価格の暴騰に備えるため、政府は乳製品輸入関税を撤廃。外国より乳製品が大量に流入したことにより、北海道の酪農家たちは窮地に立ちました。そんな中、個々がバラバラだった酪農民を、協同の力によって自らを防衛し、自らを発展せんと立ち上がった酪農民による組織です。

1925年7月25日、出資総額5,450円、加入人員629名、白石村字野津幌の出納陽一氏の農業製酪所を無料で借り受けた北海道製酪販売組合は、米国留学を終えて間もない佐藤貢氏(後 雪印乳業(株)社長)を工場技師に迎え、バターの製造を開始しました。集乳体制も整え、翌年には近代的工場も稼働。最高級品だけを「雪印北海道バター」として製造・販売を開始することになりました。
そして、1928年ごろからチーズの研究・試作・試験販売を始め、1933年にはチーズ専門工場を新設し、日本で初めてチーズの大規模製造を始めました。

私たちは、協同の力で新たな酪農の基盤を築こうとした開拓者精神を受け継ぎ、これからも日本の酪農家とともに歩んでいきます。


雪印メグミルクグループは、
食の持続性を実現することによってグループの企業価値向上に繋げる
サステナビリティ経営を推進しています。


持続可能な社会の実現へ