バターの基礎知識

「発酵バター」が人気の理由とは?
特徴やおすすめの楽しみ方をご紹介

発酵バターは深みのある風味や香りが魅力。そのままはもちろん、お菓子や料理に加えても豊かな味わいを楽しむことができます。

近年では発酵バター入りのお菓子も多く登場し、子どもから大人まで幅広い世代で人気を集めています。今回はそんな発酵バターの特徴や、おすすめの使い方をご紹介します。

Index目次

発酵バターとは?

発酵バターという名前を聞いたことがあっても、「バターを発酵させたもの?」「普通のバターとの違いはなに?」と疑問に思う方もいるでしょう。まずは発酵バターの特徴について詳しく見ていきましょう。

発酵バターの製造方法

発酵バターは乳酸菌を使用して製造します。

作り方には2通りあり、原料となるクリームに乳酸菌を加え、乳酸発酵させてから作る方法と、バターに直接乳酸菌を練り込んで乳酸発酵させて作る方法があります。

普通のバターとの違い

発酵バターに対し、乳酸発酵させずに製造されているバターを「非発酵バター」といいます。非発酵バターはクセのない、コクがある味わいが特徴。一方、発酵バターは特有の深みのある風味やコク、香りを楽しめます。

発酵バターの歴史

発酵バターは主にヨーロッパで主流のバターです。

バターがいつどこで最初に作られたかははっきりわかっていませんが、古くギリシャ時代(紀元前5世紀ごろ)から化粧品や薬品として使うためにバター作りが行われていたようです。

そのころの技術では製造の段階で自然に乳酸発酵が進んでいたため、できあがるバターも発酵バターでした。現在でもその伝統が受け継がれ、ヨーロッパでは発酵バターが食生活に浸透しているのです。

一方、日本では近代的な製造技術とともにバターが導入されたため、発酵バターではなく非発酵バターが一般的。アメリカやオーストラリアも同様に非発酵バターが一般的に浸透しています。

発酵バターのおすすめの使い方とは?

発酵バターはパンに塗ったり、料理やお菓子作りに利用したりと、基本的に普通のバターと同じように使うことができます。どんな料理にも合いますが、バターの香りや風味が際立つ料理に使うと、普通のバターよりも深みのある味わいに仕上がります。たとえば、ソテーなどの炒め料理やソース作りに使うと、発酵バターならではのコクをより楽しむことができます。

また、発酵バターはクッキーやマドレーヌといったシンプルな焼き菓子に使うのもおすすめ。発酵バターの豊潤な香りや風味を楽しむことができます。

雪印メグミルクの発酵バター
「SNOW ROYAL コクと香りの 雪印北海道バター」

SNOW ROYAL コクと香りの 雪印北海道バター

「SNOW ROYAL コクと香りの 雪印北海道バター」は、豊かなコクと香りが特徴の発酵バターです。パンに塗ったり、お料理に使ったりするといつもと違う味わいが楽しめます。特有の風味を保つために、密封性の高い容器を採用しています。

SNOW ROYAL コクと香りの
雪印北海道バター

芳醇な香りや風味が魅力の発酵バターを楽しみましょう

原料となるクリームやバターに乳酸菌を加え、乳酸発酵させることでできる発酵バターは、深みのある風味やコクや香りが魅力。パンに塗ったり、料理やお菓子作りに利用したり、いろいろな楽しみ方ができます。

「いつもとは違った風味を楽しみたい」「特別なお菓子を作りたい」。そんなときにぜひ手に取ってみてくださいね。

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