マーガリンの成分
マーガリンの主原料はコーン油、大豆油などの植物油脂。植物油脂は植物の果実や種を圧縮・精製して作られます。マーガリンにはこうした植物油脂由来の必須脂肪酸であるリノール酸やα-リノレン酸が含まれています。必須脂肪酸とは、体にとって大切だけれども体内合成ができず、必ず食物から摂取する必要がある脂肪酸のことです。
マーガリンに利用されている主な油脂
コーン油 | とうもろこしの胚芽から採取。アメリカで多く生産。 |
なたね油 | 菜の花の種から採取する油。 |
紅花油 | 紅花の種子から採取。オレイン酸、リノール酸が豊富。 |
大豆油 | 最も生産量が多い油。ビタミンKが豊富。 |
パーム油 | アブラヤシの果肉から採取する油。 |
綿実油 | 綿の種から採取。ビタミンEが豊富。 |
マーガリンができるまで
マーガリンは食用油脂に水、食塩その他乳成分、ビタミンなどを加えて混合乳化し、冷やし固めて作ります。油と水はそのままでは分離してしまいますが、油の粒子を細かくして撹拌(かくはん)し、水と混ぜ合わせます。これを乳化といいます。
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