食肉・皮革事業を始める
昭和5年ごろから、廃牛(乳を出さなくなった牛)、雄牛、食肉事業のため飼育してた豚の肉からハムやソーセージを試作していた。
北海道製酪販売組合連合会(酪連)は、昭和9年の役員会で食肉事業に正式に乗り出すことを決議し、同年札幌肉加工工場66㎡、冷蔵庫、事務所、屠場を建設した。
軍用の牛肉缶詰大量発注などにより、食肉事業は順調に拡大していった。
食肉事業の拡大に伴い、屠殺後の皮革の利用にも取り組むことになる。
戦局の進展とともに皮革は軍需品としてますます重要となり、札幌の豊平に皮革工場を建設した。
創業以来の理想である乳・肉・皮の加工体系が完成した。