産地同士の好相性を楽しもう!
フランス編 ~西部、中央部、東部~

チーズとワインの組み合わせとして、同じ産地、あるいは産地が近いもの同士だと相性がいいといわれています。
フランスの地方別に、代表的なフランスチーズとワインの相性をご紹介。産地同士の好相性を楽しんでみてはいかがでしょう。
まずはフランス西部、中央部、東部から!

ノルマンディー地方

  • カマンベール
  • シードル

    リンゴを発酵させて造る醸造酒で、アルコール度も低く、飲みやすいお酒。さっぱりとした飲み口。

シードルのフレッシュ感がカマンベールの白カビの個性をまろやかに。

  • カマンベールポン・レヴェック
  • カルヴァドス

    シードルをさらに蒸留し、樽で熟成させたお酒。
    ブランデーならではの芳香が特徴で、おもに食後酒として飲まれている。

チーズがマイルドな状態でも、熟成が進んだ状態でも、カルヴァドスのほのかなリンゴの風味がすっきりと重なり、おいしさを引き立てる。

ロワール地方

  • クロタン・ド・シャヴィニヨル
  • サンセール

    この地方の銘醸地として名高いサンセール。白ワインが有名だが、赤・ロゼも作られている。味わいはスッキリとした辛口。

チーズの熟成が進み、組織が締まり濃厚な味わいでも、フルーティーでさわやかなワインと合わせれば、ミルキーな味わいが楽しめる。

フランシュ=コンテ地方

  • コンテモルビエ
  • ヴァン・ジョーヌ

    ジュラ地方で生産される特殊な白ワインで、力強い極辛口の味わい。フランス語で「黄色いワイン」の意。

山のチーズ「コンテ」「モルビエ」に負けないワインの存在感を楽しめる組み合わせ。

ローヌ地方

  • ピコドン
  • コート・デュ・ローヌ

    南フランスを代表する生産地であるローヌ地方のAOC(原産地呼称保護ワイン)。コストパフォーマンスに優れたワインとして人気。

ピコドンのナッティな口当たりと牧草を思わせる香りが、ワインとさわやかに重なり合う。

マリアージュを楽しむ

関連マガジン

他のチーズマガジンを読む

チーズQ&A

チーズQ&Aを見る

この記事をみんなに教える