牛乳のパッケージ表示
普段何気なく手にしている牛乳のパッケージ。よく見ると牛乳パッケージにはその商品についての情報が、たくさん記載されています。こうした情報を正しく理解して、かしこく牛乳を楽しみましょう。
(1)切欠き(きりかき)
バリアフリーの一環として、種類別「牛乳」の500ml、1000mlの紙パックの最上部の一箇所に、「切欠き(きりかき)」処理をしています。目の不自由な方でも触っただけで「牛乳」であることがわかり、また、「切欠き」のある反対側が開け口になっているので、開ける時も迷わずにすみます。
こうした日本の乳業界の取り組みは世界的にも注目され、お客様からも高い評価をいただいています。
(2)成分無調整
生乳を殺菌しているだけで、乳脂肪分を調整していないことを示しています。
乳脂肪分は同じ乳牛の乳でも一定ではなく、夏場は低く冬場は高くなります。
(3)生乳100%使用
生乳を100%使用し、それ以外の原料は使用していないことを示しています。
(4)種類別名称
「牛乳」「低脂肪牛乳」「加工乳」など、脂肪分や使用原材料などの違いにより定められた種類ごとの名称が明示されています。
(5)無脂乳固形分・乳脂肪分
乳脂肪は牛乳に含まれる脂肪分。無脂乳固形分は脂肪分以外に牛乳に含まれる成分のこと。たんぱく質、炭水化物、ミネラル、ビタミン類など。
(6)殺菌方法
牛から搾ったままの生乳には、品質に影響をおよぼす細菌なども入っています。牛乳工場では安心して飲めるよう、生乳を殺菌しています。主な殺菌方法には以下の4つがあり,日本では超高温瞬間殺菌(UHT)が9割以上を占めています。
(7)賞味期限・保存方法
賞味期限とは未開封でかつ正しく保存されていることを前提として、おいしくご賞味いただけることを各メーカーが保証する期限です。一度開封した後ではこの期限は無効です。牛乳類は10℃以下で冷蔵してください。なお、低温保持殺菌法で製造された牛乳は「消費期限」で表示されます。
(8)公正マーク
このマークは業界が定めた「公正競争規約」に基づいて、表示の適正な商品として認められたことを示すもの。成分や内容量が表示と合致しているか、認定検査機関が年に3回チェックしています。
低温保持殺菌法(LTLT) | 63〜65℃で30分間殺菌 |
連続式低温殺菌法(LTLT) | 65〜68℃で30分以上殺菌 |
高温短時間殺菌法(HTST) | 72℃以上で15秒以上殺菌 |
超高温瞬間殺菌法(UHT) | 120〜130℃で2〜3秒間殺菌 |
超高温瞬間滅菌法 | 135〜150℃で1〜4秒間滅菌 |
遮光性にすぐれた「赤い遮光パッケージ」
光をさえぎる率は色によって異なります。店頭での蛍光灯などの光は牛乳パックの中まで入り込んできます。これにより牛乳中の成分が変化し、徐々に牛乳本来のおいしさが損なわれてしまいます。そこで、「おいしい雪印メグミルク牛乳」は遮光性の高い赤いパッケージを採用。光を96%以上もカットしています。赤い色でおいしさをしっかりと守っているのは、「おいしい雪印メグミルク牛乳」だけの試みです。
「おいしい雪印メグミルク牛乳」の遮光率
牛乳製造日付「けんさく君」で製造日をチェック!
雪印メグミルクではお買いあげいただいた牛乳がいつ製造されたのかがすぐにわかる、牛乳製造日付検索システムの「けんさく君」をホームページ上に設定。お手元の「おいしい雪印メグミルク牛乳」のパッケージに記載されている工場名、賞味期限、製造ロット記号を選択しボタンをクリックすると、その商品が製造された年月日と時刻が表示されます。
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