味の決めてはバター
料理をおいしく作るのための条件には、素材であったり、火加減であったり、様々なものがあると思いますが、その中でも塩、こしょう、しょうゆなど調味料のさじ加減は重要なポイントです。バターは調味料ほど味は強くありませんが、そのコクと香りが料理に何ともいえない深みを与え、豊かな風味で料理全体を包み込んでくれます。ミルクから生まれたものだからか、どこかしら母親に包み込まれたような、満たされた安らぎを感じるといったら過言でしょうか。塩、こしょうが調味料なら、バターはどんな素材もやさしく包む、風味料という言葉が似合います。
バターの良さは、肉、魚、野菜、パン、ごはん、パスタなど、どんな素材ともとても相性がいいところにあります。例えばスープに加えるだけ、パスタにのせるだけ、茹でたジャガイモにも。野菜やキノコのソテーによし、鮭のムニエルによし。バターライスにもよし。お餅のバター焼きも香ばしい。しょうゆが日本生まれの万能調味料なら、バターは西洋発の万能風味料というところでしょうか。手の込んだものだけでなく、ただ加えるだけで、これほどに料理を輝かせてくれる食材はなかなかありません。
バターは、お菓子作りにも大活躍。
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