バターの成分
バターの原料はミルクです。1箱分のバター(200g)を作るのに、約4.4ℓものミルクを必要とします。バターの成分の80%以上は乳脂肪ですが、バターの脂肪は食用油脂のなかでも消化がよく、効率的にエネルギーに換えることができるというメリットがあります。 また、バターはビタミンAを含んでいるのも、大きな特長です。その他にビタミンD、ビタミンEなども含まれています。
バターとコレステロール
バターというと、コレステロールを気にされる方がいるようですね。たしかにコレステロールは血管の内壁に付着し、障害となることもあります。しかし、細胞、脳の神経繊維、脂肪を消化吸収する胆汁酸、性ホルモン、副腎皮質ホルモンなどの材料として体に必要不可欠な成分です。そのためコレステロールは、食事で得られる量の何倍も毎日体内で作られています。仮に食事から摂りすぎたとしても、体内の分と調整されバランスが保たれます。バターはトーストに塗ったり、炒め用に利用したりしても1日あたりおよそ10g程度ですので、その分に含まれるコレステロールの量は20mgほど。あまり気にしすぎず、上手に利用して風味とおいしさをお楽しみください。
おすすめリンク
-
メンバー登録メルマガのお届け、メンバー限定プレゼントなど