平成14年3月24日
3月24日、弊社の広告について
3月24日(日)朝刊に、私たち雪印は、「雪印社員一同」の名前のメッセージを掲載いたしました。雪印グループの不祥事について、多くの方にご迷惑をおかけして本当に申し訳ないと思っています。私たちは、不祥事を起こし続けた会社としてその社員として「問題は何なのか」「どうすれば、もう一度お客様に喜んでいただける会社になれるのか」を自問してきました。しかし、自問するだけで、メッセージをお届けすることもできていませんでした。その反省もあり、今の「はだか」の私たちを「そのまま」お伝えすべきだと思いました。
広告のタイトル「2002年3月、雪印。」には、その思いを託しています。
お客様からは「食べ物を扱っている会社としてのモラルはあるのか」「雪印は事件を起こしたことについてどう考えているのか」「もう雪印のことなど見たくないし聞きたくない」というお声をたくさんいただいております。そして雪印の風土に疑問を投げかけられていることも十分理解しております。
しかし、恥ずかしいのですが、どうすれば私たちの風土を変えられるのか、まだ明確な答えはできていない状況です。そして自問しています。
消費者の皆様に直接お手紙を書く活動や、街角で消費者の方と会話を試みる社員もでてきました。酪農家のみなさまのところへおじゃまして、何かを感じ商品開発につなげたいという社員もでてきました。でも、まだ答えはありません。そんな中で、「雪印体質を変革する会」が自主的に生まれてまいりました。まだ小さな運動かもしれませんが、組織を超えた風土変革のための会です。体質の変革は一朝一夕にできないと認識しております。しかし、これこそが私たちが真正面から向き合うテーマだと、そう信じております。
これから、このホームページも含め、さまざまなかたちで、私たちの取り組みをご報告していくつもりです。できることであれば、私たちのこれからを見ていただければ幸いです。
なお、3月31日には弊社提供番組であるテレビ朝日系列「料理バンザイ」の最終回で、番組に対するご愛顧への感謝と、雪印からのメッセージを放映いたします。
ホームページにアクセスしていただき、そしてこの文章を読んでいただき、本当にありがとうございます。
●電話でのお問合せ お客様センター 0120−369−114(年中無休9:00〜19:00)
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