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1.信頼回復策
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(商品の本質機能である安全についての)不満の解消をどうするかということが重要である。こういう事件が起こったから、今後こういう形で修正する、という具体的な言明が必要である。
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「安全を提供しつづける雪印」という言葉は、安全を提供するというのはどういうことなのかの説明責任を持たなければならない。また、「すべてはお客様のために」という言葉は、消費者は王様と言っていた時代とたいして変わらない発想であり、見直しが必要である。
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2.CS(顧客満足)経営の実践
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雪印の経営理念の中で、「生命の輝き」というコンセプトは徹底的に極め、大切にする必要がある。
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「真摯に」「誠実に」「親切に」という考え方は、CSの担当部署だけの問題ではない。社内全体がどうなっているかである。またCSはES(従業員満足)と常に一体でなければいけない。
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社員の対応、電話口の言葉を含めたCS推進全体がコーポレートアイデンティティになる。
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3.広報の在り方
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広報に一番重要なのは情報開示である。
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広報に携わる人たちの職と言うのは、非常に重要である。
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危機に機敏に対応できるのはマニュアル作りではなく、経験として体に埋め込まれている直感的な常識(暗黙知)が必要である。
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外部派遣等によるメディアトレーニングを積み、メディアを知ることが必要(メディアリテラシィ)である。
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