雪印メグミルク行動基準

「雪印メグミルク行動基準」の基本的な考え方

私たちすべての役員・従業員(以下、私たち)は、「雪印メグミルクグループ 企業行動憲章」に基づき、日々の業務を行う際に守るべき基準として「雪印メグミルク行動基準(以下、行動基準)」を定めました。
雪印メグミルクが社会から信頼と共感を得て持続的に成長していくために、この行動基準を日常の業務において実践します。
雪印メグミルクの一員として法令・社会規範・社内規定に従い、企業倫理を遵守し、社会的な役割と責任を果たします。

1. 社会課題の解決

私たちは、企業価値の向上と持続可能な社会の発展に向けて、事業を通じて社会課題の解決に主体的に取り組み、社会から信頼される公正で透明性のある企業活動を実践します。

2. 消費者との信頼関係の構築
  • (1)

    消費者に対する姿勢

    私たちは、消費者基本法に基づく「消費者の権利」と「事業者の責務」を認識し行動するとともに、豊かで健康な生活に貢献する商品・サービスを提供します。

  • (2)

    安全で良質な商品の提供

    私たちは、安全で安心していただける良質な商品をお届けするために、「雪印メグミルク品質保証システム(MSQS)」に則り、適切な衛生管理を行い、一人ひとりが品質保証活動を推進します。

  • (3)

    適切な情報の提供

    私たちは、消費者が商品を選択する際の重要な情報源である商品表示や広告・宣伝において、関係法令を遵守し、わかりやすく、誤解や誤認を与えないように表示、表現します。また、消費者が求める情報を積極的かつ正確・迅速に提供します。

  • (4)

    消費者の声の傾聴と誠実な対応

    私たちは、消費者の声を傾聴し、その声に真摯に向き合います。また、消費者からのお申し出については、その内容を正確に把握し、誠意をもって迅速かつ適切に対応します。

  • (5)

    商品事故への迅速かつ適切な対応

    私たちは、万が一、提供した商品・サービスに事故が発生した場合は、消費者の安全を最優先に考え、事故の拡大を防ぎ、被害を最小限にとどめることができるよう、危機管理体制を整備し、迅速かつ適切に対応します。また、問題の発生原因を究明し、再発防止を図ります。

3. 国内酪農の成長
  • (1)

    酪農生産者に対する姿勢

    私たちは、酪農について学び、酪農生産者とお互いに理解しあい、信頼関係を深めながら、ともに持続的に成長することを目指します。

  • (2)

    酪農生産への貢献

    私たちは、雪印メグミルクの前身の一つである雪印乳業が掲げた創業の精神「健土健民」を受け継ぎ、乳の価値をしっかりと伝え、牛乳・乳製品の需要拡大に貢献していきます。

4. 公正な事業活動
  • (1)

    国内外における事業活動

    私たちは、法令や社会規範を遵守し、責任を持って誠実に業務を遂行します。また、関係する国、地域の文化、宗教、習慣を尊重します。

  • (2)

    「食の責任を強く認識し、果たしていくことを誓う日の活動」の継続

    私たちは、雪印乳業食中毒事件と雪印食品牛肉偽装事件を風化させることなく、正しく理解し、同様の事件を繰り返さないとともに、事業を通じて社会課題の解決に取り組むために「食の責任を強く認識し、果たしていくことを誓う日の活動」を継続していきます。

  • (3)

    取引先との公正な取引

    私たちは、すべての取引先に対して、お互いに対等な立場で公正な取引を行います。

  • (4)

    取引先への節度ある対応

    私たちは、業務上のコミュニケーションを通じて取引先との信頼関係を構築し、私的な利益となるものは受け取りません。接待・贈答は、節度と良識をもって行うものとし、過度のものは自粛します。

  • (5)

    公正な事業活動

    私たちは、他社の商品やサービスの誹謗中傷は行いません。公正、透明かつ自由な競争に基づく事業活動を行い、すべてのステークホルダーに信頼されるように努めます。

  • (6)

    腐敗行為の防止

    私たちは、政治家、公務員、企業などあらゆる関係先に対して、健全で公正な関係を保つように行動します。また、賄賂の供与、収受、申し出、約束をしません。

  • (7)

    インサイダー取引の禁止

    私たちは、業務上知り得た未公表の会社情報を利用して、自己または第三者の利益のためにインサイダー取引およびその疑いを持たれるような行為は行いません。

  • (8)

    知的財産権の尊重

    私たちは、知的財産が会社の重要な資産であることを認識し、その保護に万全を期すとともに、他者の知的財産権も尊重します。

  • (9)

    反社会的勢力に対する対応

    私たちは、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力および団体に対しては、毅然(きぜん)とした態度で対応します。どのような名目であっても、取引・交友など一切の関係を持ちません。

5. 適切な情報開示と社会との信頼関係の構築
  • (1)

    企業情報の積極的開示

    私たちは、ステークホルダーからの理解と信頼を得るために、有用な情報を適時適切に開示し、ステークホルダーと対話をしていきます。

  • (2)

    ステークホルダーに対する姿勢

    私たちは、雪印メグミルクを支えて頂いているステークホルダーの期待と信頼に応えるために、健全な経営を進め、企業価値を高め、継続的に利益を還元できる会社を目指します。

6. 働き方の改革と職場環境の充実
  • (1)

    良好な人間関係

    私たちは、多様性、個性を尊重し、相手の意見に耳を傾け、双方向の意思疎通を図ります。互いに助け合い、高め合える人間関係をつくるように努めます。

  • (2)

    健康と安全に配慮した職場環境

    私たちは、健康と安全に配慮しながら業務を遂行します。また、互いの健康と安全にも配慮します。

  • (3)

    「雪印メグミルク バリュー」の実践

    私たちは、一人ひとりが大切に考える共通の姿勢・価値観である「雪印メグミルク バリュー」を共有し、日々の業務において「主体性・チャレンジ・チームワーク」を発揮できるよう努めます。

  • (4)

    ワーク・ライフ・バランスの実現

    私たちは、仕事と育児や介護、自己啓発、趣味や休養など仕事以外の生活との両立ができるように、互いに協力し、誰もが働きやすい職場環境の充実に努めます。

  • (5)

    自らの能力の向上

    私たちは、積極的に自己研鑽(けんさん)に努め、自らの能力の向上を目指します。

7. 環境問題への取組み
  • (1)

    環境負荷の低減

    私たちは、「雪印メグミルクグループ 環境方針」に基づき、限りある資源の有効利用、温室効果ガスや廃棄物の排出抑制、リサイクル・リユースを推進するとともに、リデュースに取り組んでいきます。また、ビジネスパートナーと協力し、サプライチェーンを通じて環境保全に取り組みます。

  • (2)

    生物多様性の保全

    私たちは、原材料調達や廃棄物排出などによる、自然環境や多様な生態系の破壊・汚染の防止に配慮した事業活動に努め、地球環境との共生を目指します。

  • (3)

    環境情報の開示

    私たちは、環境情報を積極的に開示し、透明性のある環境保全活動に取り組みます。

8. 人権の尊重
  • (1)

    人権と多様性の尊重

    私たちは、職場を含むあらゆる企業活動において、基本的人権を尊重し、人種、国籍、性別、宗教、思想、LGBTなどによる差別や、人権侵害、強制労働、人身売買、児童労働などの不当な扱いの禁止などに取り組みます。

  • (2)

    ハラスメントの禁止

    私たちは、相手にとって不快な言動およびあらゆるハラスメントは行いません。また、他人が行うことも許しません。

  • (3)

    人権上の問題への対応

    私たちは、自らの事業活動およびサプライチェーンにおいて人権上の問題が判明した場合、是正に向けて対応し、適切な手続きを通じてその救済に取り組みます。

9. 危機管理の徹底
  • (1)

    会社情報の管理

    私たちは、会社の定める規定に基づき、適正に情報を取り扱います。特に個人情報をはじめとする機密情報は、業務上に限り利用し、外部への流出、紛失および改ざんがないように、常に厳重に管理します。

  • (2)

    会社資産の保全と活用

    私たちは、会社の資産を大切に扱い、最大限に効率よく活用します。また、どのような小さな資産であっても不正利用や私物化をしません。

  • (3)

    緊急事態への対応

    私たちは、火災や天災、事故などの緊急事態に備え、リスクマネジメントを徹底し、準備を怠りません。発生した場合は、人命を最優先に考え、可能な限り社内規定に基づき行動します。被害を最小限にとどめることに努め、社会的使命を果たすために早期の事業復旧に努めます。

10. 地域社会とのパートナーシップ

私たちは、すべての事業所において、地域社会と積極的なコミュニケーションを取ることにより、信頼の絆をつくります。また、地域社会の持続的な発展や社会課題の解決に取り組みます。

11. 「雪印メグミルク行動基準」の実践と運用
  • (1)

    行動基準の徹底

    私たちは、行動基準を繰り返し確認し、自分たちの行動について考えます。行動に迷った場合は、この行動基準に立ち戻って判断します。

  • (2)

    役割と責任

    役員は、行動基準を率先垂範し、実効性のある社内体制を確立します。また、経営職とともに従業員一人ひとりに行動基準が定着・徹底されるよう取り組みます。

  • (3)

    「雪印メグミルク行動基準」を逸脱した場合の対応

    私たちは、行動基準を逸脱したり、逸脱している懸念がある場合は見過ごさず、上司や同僚に相談するなど、問題解決に向け行動します。もし、職場内での解決が困難と感じた場合は、雪印メグホットライン、グループ社外(弁護士)ホットラインに相談・通報します。