事業多角化・多様化時代へ

戦後、驚異的な成長を遂げたわが国の生乳生産と需要は、昭和40年以降停滞を続け、発展への明るい材料も乏しく、乳業界も決して明るいものではなかった。
こうした諸情勢を背景に、雪印乳業は経営の多角化・多様化方策を打ち出し、新分野への進出を進めた。

昭和46年 冷凍食品・フードサービス(外食)事業に着手。
昭和47年 協和発酵工業(株)との業務提携により、翌年、「雪印 和風だし(風味調味料)」・ワンカップスープ(インスタントスープ)を発売。積極的にTV-CMを展開。
昭和49年 フランス、ドイツなどヨーロッパ5カ国から、ワインを輸入販売。チーズとワインの食のライフスタイルをアピールした。

昭和50年代の事業は、以下の通り。

バター、チーズ、マーガリン
練乳、スキムミルク、クエーカーオーツ、ワンカップスープ、ゲータレード、ワイン
粉ミルク、ベビーフード
市乳(牛乳、乳飲料、発酵乳、デザート、果汁などの飲料類)
アイスクリーム
冷凍食品
業務製品

  • 家庭用 冷凍食品

  • 風味調味料 「雪印 和風だし」

  • 「ゲータレード」

  • 輸入ワイン