乳製品事業

創業以来の事業であり、国内で高い市場シェアを有し、競争力のある商品が多く、市場の成長性もあるため、積極的な拡大に取り組んでいます。また、チーズはインドネシア、オーストラリアでも製造・販売を行っています。


バター・マーガリン

バターは、1925年以来、北海道産の牛乳で作り続けてきた当社を代表する商品です。また、新たな価値の提供として、量る手間も、切る手間もなく簡単に使える10gずつに切れている商品もお届けしています。マーガリン類は「ネオソフト」ブランドを中心に、乳製品づくりの技術を活かした豊かな風味や口どけの良い商品をお届けしています。また、2018年には家庭用マーガリン類のすべての商品について、原料油脂にトランス脂肪酸を多く含む「部分水素添加油脂」を使用しない配合を実現しました。

主な商品


チーズ

プロセスチーズは、1934年の製造販売以来、日本人の嗜好に合うことを目指してきました。50年以上も愛されてきた「6Pチーズ」や、「ベビーチーズ」「雪印スライスチーズ」が代表商品です。
ナチュラルチーズは、技術の伝承と開発に力を注ぎ、北海道産の生乳を100%使用した「雪印北海道100シリーズ」の「カマンベールチーズ」や「さけるチーズ」などをお届けしています。
2024年9月には、チーズカテゴリーでプラントベースフードを発売しました。

主な商品


練乳・スキムミルク・その他

北海道の生乳を使った練乳や低脂肪で高たんぱくのスキムミルク、ピザソースなどをお届けしています。おいしさと健康をもっと身近に感じていただける商品です。

主な商品


国内シェア

※2023年度 家庭用 全国 金額ベース

(出典)インテージSRI+

研究開発

ミルクサイエンス研究所、札幌研究所、チーズ研究所の3つの研究所を有しています。
ミルクの新しい価値を創造し、お客様においしい商品を提供するために、日々、業務に取り組んでいます。
具体的には、乳酸菌、乳の成分と健康機能、乳製品の味や食感、加工技術、容器包装など、多岐にわたる分野を研究し、その成果を魅力ある商品につなげています。
一例としては、当社独自のヘルベティカス菌の発見があります。
雪印メグミルクが保有する乳酸菌3,000株をスクリーニングし、チーズの熟成中に芳醇な風味を醸し出す当社独自のヘルベティカス菌の菌株を発見しました。この菌が産生する酵素により、「こく」と「うまみ」に関係するアミノ酸が、当社原料チーズの約3倍に増加することが確認されました。この成果は、既に、「雪印北海道100 芳醇ゴーダ クラッシュ」などの商品化に活かされています。