チーズの道具
チーズの種類や食べ方によって道具を使い分けることで、よりいっそうおいしく、味わいの印象も変わります。
ナイフ・スライサー・ワイヤーカッター・おろし器
やわらかい白カビタイプなどには穴のあいたナイフ、組織がもろく崩れやすい青カビタイプにはワイヤーカッターというように、チーズの種類や用途によって使い分けることで、おいしさを引き出し、見た目も美しくカットできます。
- 1.ドイツナイフ
- ハードタイプやブリー等の大型に適している
- 2.スライサー
- ハードタイプを薄く削る
- 3.オメガナイフ
- 刃に穴があいているのでチーズがくっつきにくく、ソフトタイプに適している
- 4.クロタンナイフ
- シェーブルタイプ「クロタン・ド・シャヴィニョル」専用ナイフ
- 5.おろし器
- セミハード、ハードタイプをおろす
- 6.パルミジャーノ・レッジャーノ ナイフ
- ハードタイプを砕く
- 7.ワイヤーカッター(ハンドリナー)
- 組織のもろいタイプ(青カビ等)を形崩れせずカットできる
ちょっと変わったスライサー・カッター
- 1.ジロール
- スイスのチーズ「テット・ド・モワンヌ」というチーズをスライスするための専用スライサー。
ハンドルを回すと、チーズが花びら状にスライスできます。
「ジロール」という名前は、スライスしたものの形がきのこの形に似ていることから名付けられました。
- 2.ギロチン
- やわらかくて崩れやすいブルーチーズ用のカッターです。
チーズを置いてゆっくりと取っ手をおろすと、きれいに切れます。
カッティングボード
「食卓でチーズを切り分けながら食べる」、こうしたときに便利なのがカッティングボード。
木製は手頃で使いやすく、石材や陶器製もおすすめです。
- 木製のカッティングボード
ナイフのあたりがソフトで、大小さまざまなサイズがあります。 - 石材や陶器製のカッティングボード
スタイリッシュというだけではなく、冷蔵庫で冷やしてから使用すれば保冷効果も期待できます。手入れもしやすく、より衛生的。
ラクレット・フォンデュ
とろりととろけたチーズは、見た目にも食欲をそそりますね。
ラクレットやフォンデュが有名です。
ご家庭ではホットプレートでもお楽しみいただけますが、それぞれ専用の道具もあります。
- 1.ラクレット
- 本格的なラクレットヒーターや、ご自宅で楽しめるコンパクトな卓上タイプもあります。
- 2.フォンデュ
- 直火式や電気式、サイズや素材の違いなど種類も豊富です。
使用する人数やお好みに合わせて、選んでみてはいかがでしょう。