冬が旬のチーズ - 旬のチーズ【チーズを楽しむ・食べる】:チーズクラブ

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冬が旬のチーズ

いつ見てもショーウィンドウにおいしそうに並べられているチーズですが、気をつけて見てみると、四季折々でチーズの種類が微妙に異なっているのがわかります。
そうです、チーズにも“旬”があるんです。これからチーズを選ぶとき、お好みのチーズだけはなく、季節感を採り入れた旬のおいしいチーズも加えてみてはいかがでしょうか?

寒い冬にはワインとチーズであたたかく!

クロミエ

由緒ある白カビチーズ

<タイプ>白カビチーズ <産地>フランス

写真:クロミエ

カマンベールチーズをふた周りくらい大きくした白カビタイプのチーズです。
古くから作られていたと言われていますが、公式な記録は残っていません。クロミエの街では、このチーズが売られていたクロミエ市場が現在も開かれているとか。
そのおとなしい風味と口当たりに惹かれるチーズファンも多いようです。

おいしい一口メモ

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<ワイン>
ワインは冷やして飲むものよりは常温で楽しめる赤ワインにしましょう。チーズを食べ、ワインを口に運んだときの戻り香にナッツの香りがあれば大正解!
<料理>
このチーズを料理に使うなんて、とてもそんなもったいない!!やっぱりおいしく食べるならパン・ド・カンパーニュのスライスにのせるのが一番!100%の味わいを楽しむ秘訣は、室温に馴染ませ、切り口がつややかな黄金色に輝いてから。
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フォンティーナ

チーズフォンデュと相性抜群!

<タイプ>セミハードチーズ <産地>イタリア

写真:フォンティーナ

フォンティーナは後ろにモンブランをいだいた、アオスタ渓谷で作られる北イタリアを代表する「山のチーズ」です。

ヴァッレ・ダオスタ州の牧草地の草、乾し草を食べたアオスタ種の牛の乳から作られます。
サイレージやその他の発酵飼料を与えることは禁止されています。
表面を塩水で何度も洗いながら熟成させることから、加熱して溶かすとウォッシュタイプのチーズを思わせる、少しくせのある匂いが個性的です。

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おいしい一口メモ

あわせてみよう!

<ワイン>
熟成したマイルドな赤ワインがおすすめ
<料理>
「フォンドゥータ」というイタリア版チーズフォンデュがおすすめ。地元ではこのチーズだけを使いチーズフォンデュを作りますが、ゴーダチーズを3分の1加えるとまろやかになります。
また、地元アオスタでは「ポレンタ・コンチャ」と呼ばれる名物料理もあります。とうもろこしの粉、牛乳と細かく刻んだフォンティーナをよく練り合わせ、ポレンタ生地を数枚作ります。パイ皿にポレンタ生地を敷き、次にスライスしたフォンティーナとバター、またポレンタ生地、フォンティーナ、バターと重ねていきます。これをオーブンで焦げ目が付くまで焼いたらできあがり!
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スティルトン(スチルトン)

英国チーズの代表選手

<タイプ>青カビチーズ <産地>イギリス

写真:スチルトン

英国が誇る、もっとも上質なチーズとして有名なブルーチーズです。
このチーズが有名になるきっかけは一軒の旅館でした。スティルトンの町にある「ベル」という旅館でこのチーズを供していたところ、そのおいしさが評判になり原産地でもないのにその町の名前「スティルトン」と命名されたとか。フランスのロックフォールチーズより食べやすく、イタリアのゴルゴンゾーラチーズより味わい深いのが身上です。

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おいしい一口メモ

あわせてみよう!

<ワイン>
ポートワイン、シェリー酒、コクのある赤ワインがおすすめ
<料理>
ポートワインを使っておいしくアレンジできます。
まず、乾燥いちじくをポートワインに漬け込みます(3日くらい)。次に器にスティルトンをほぐし入れ、漬け込んだいちじくを刻み入れ、混ぜ合わせます。余分な空気が入らないようにして一晩冷蔵庫で寝かせると、次の日は楽しいオリジナルチーズが楽しめます。ポイントはいちじくの漬かり具合ですよ!
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