鮮やかなオレンジ色がフォトジェニック!
チェダーチーズを使った“インスタ映え”レシピ

チェダーチーズ」といえば、鮮やかなオレンジ色のチーズを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は本来のチェダーチーズは白色。原料となるミルク(牛乳)の色そのものの、白っぽいチーズなんです。
あの特徴的なオレンジ色は自然の色ではなく、「ベニノキ」の種子で着色されたもの。チェダーチーズの原産国・イギリスでは、1800年代頃から“オレンジ色のチェダー”がすでに一般的だったそうです。現在では、白いチェダーチーズは「ホワイトチェダー」、オレンジ色のチェダーは「レッドチェダー」と区別して呼ばれています。
そんなチェダーチーズならではのカラフルな個性を活かせば、フォトジェニックなレシピもお手のもの♪いつものチーズ料理が“インスタ映え”する一品に変身します!

トッピングするだけで、いつものサラダが華やかに

もっともお手軽かつ簡単にトライできるのが、サラダへのトッピング。ブロック状のチェダーチーズを細かくカットして、グリーンサラダの上にのせるだけで、華やかな印象になります。グリーンのベースに、トマトの“赤”やレモンの“黄色”をプラスして、オレンジの差し色を加えてみてください。彩りがよくなるだけでなく、チェダーチーズ特有のナッツに似た風味が、いつものサラダを味わい深いものにしてくれます。
また、カットしている最中にボロボロと崩れてきたら、そのままクラッシュチーズとして楽しんでしまいましょう!自然に崩れた形状も、ナチュラルな雰囲気が出てオシャレです。
また、サイコロ状にカットした野菜とチェダーチーズを、透明なプラスチックカップに詰める“カップサラダ”もおすすめ。キュウリ、ブロッコリー、ミニトマト、イエローパプリカなど、チェダーチーズのオレンジ色に負けない、ハッキリした色合いの野菜をチョイスして。一人ずつカップを手で持って食べられるので、アウトドアやピクニックにもぴったりです。

カラフルな断面で“インスタ映え”を狙う!

次は、チェダーチーズのオレンジ色を“断面”からのぞかせて、フォトジェニックな効果を狙うテクニックです。手作りのサンドイッチや、「ごはん版サンドイッチ」としてすっかり市民権を得た“おにぎらず”の具に、チェダーチーズを取り入れてみましょう。サンドイッチにチーズが合うのはもちろんですが、チェダーチーズは意外と“おにぎらず”との相性もよいのです。その秘密は、グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸という「3つの旨み成分」を併せ持ったスーパー食材・海苔にあります。海苔の旨み成分が、チーズの持つ旨み成分であるグルタミン酸との相乗効果を生み出し、さらに美味しさを深めてくれるのです。
鮮やかなオレンジ色でパッと目を引くサンドイッチや“おにぎらず”は、運動会&行楽シーズンにもおすすめ。断面がキレイに見えるように、ランチボックスの中で上手にレイアウトしてみてください♪

「チェダースライス」を使えば、手間いらずでカワイイ!

前述した通り、「チェダーチーズがうまく切れない」「カットが難しい」と感じることもあるはず。そんな時は、チェダーチーズを原料にしたスライスチーズ「チェダースライス」を使うと便利です。スライスチーズを型で抜く要領で、いろいろなレシピにアレンジできますよ。

サラダへのトッピングの応用編で、輪切りにしたミニトマトやきゅうりに、丸い型で抜いた「チェダースライス」と普通のスライスチーズ、ハムを用意。バランスをみながら重ねれば、キュートな“水玉サラダ”に。

他にもハートや星形に抜いた「チェダースライス」をポタージュスープに浮かべたり、短冊状のスライスチーズと「チェダースライス」を交互に編み込むように重ね、“市松模様”のチーズトーストに仕上げたり。便利な「チェダースライス」を使えば、楽しくカワイイ“チーズレシピ”が次々と浮かんできそうですね!

Text:Akiko.T

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