妊娠中の栄養が赤ちゃんをつくる
妊娠中、赤ちゃんはおなかの中で急速に成長していきます。特に、まわりから、なかなか「妊婦さん」だとわかってもらえない妊娠初期こそ、おなかの赤ちゃんをしっかりとケアする必要があります。
そのためにも、大切にしたいのが毎日の食事です。一般に、成人女性の1日のエネルギー所要量はおよそ1900kcalとされていますが、妊娠すると赤ちゃんを育てるため必要なエネルギーは多少増加します。妊娠初期には+50kcal、中期には+250kcal、後期には+450kcalを増加させる必要があります。1日3食、特定の料理や食品に偏らないよう、バランスの良い食事をしっかりとるようにしましょう。妊娠中は必要な栄養素も増えてきます。とくに積極的に摂取したいのが鉄分、葉酸、カルシウムです。
食事に加えてヨーグルトをとるようにしたり、温めた牛乳を寝る前に飲むなどしてカルシウムを摂取したり、葉酸が多く含まれる緑黄色野菜や、ビタミンが豊富なイチゴやバナナなどの果物を積極的にとるようにするなど、日々の食事を工夫しましょう。なかでも鉄分は、普段から女性を中心に不足しがちな栄養素だといわれます。妊娠すると母体の血液量が増加し、より多くの鉄分が必要になるので、肉や魚、大豆製品など、鉄分を多く含む食品と、鉄分の吸収を促すビタミンCやたんぱく質を一緒にとるようにしましょう。
雪印メグミルク「プルーンFe 1日分の鉄分 のむヨーグルト」のように、手軽に鉄分を摂取できるドリンクもあります。上手に活用して、毎日、無理なく、必要な栄養素をとるように心がけてください。
葉酸ってなぜ大切なの?
妊娠初期から、しっかりとりたい栄養素のひとつが葉酸です。葉酸は、ビタミンB群に属する水溶性ビタミンの一種で、ほうれん草など緑の葉に多く含まれることから、この名前がついています。
葉酸には、赤血球の形成を助けるはたらきがあります。不足すると貧血になる恐れがあり、厚生労働省は、18歳以上の女性に対し、1日当たり240㎍の葉酸摂取を推奨しています。妊娠中は、さらに+240㎍、授乳期には+100㎍の摂取が推奨されています。妊娠中の摂取が大切なのは、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを低減するためでもあり、葉酸の重要性は母子健康手帳にも記載されるようになっています。
葉酸は、ほうれん草や小松菜、モロヘイヤ、かぼちゃ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜のほか、枝豆、イチゴ、バナナ、焼きのり、納豆などに多く含まれています。葉酸は水溶性で熱に弱いので、ゆでずに軽く蒸したり、生で食べたりするといいでしょう。体内に蓄積されにくいので、毎日の食事で摂取することが望ましいですが、手軽にとれる栄養補助食品の助けを借りる方法もあります。雪印メグミルクの「プルーンFe
1日分の鉄分 のむヨーグルト」のように、鉄分やカルシウムに加えて葉酸の入っているドリンクもあります。とりすぎに注意しながら、上手に取り入れるとよいでしょう。
周囲への妊娠報告、いつにする?
妊娠すると、個人差はありますが妊娠によって生じるさまざまな不快な症状(マイナートラブル)に悩まされることがあります。
仕事のしかたや、休息のとりかた、食事などに十分に意識を向けましょう。仕事や家事の合間に少しの時間でも横になって休むなどして、無理をしないことが大事です。
仕事をしている方は、「いつ職場に妊娠報告をするか」ということも大きな悩みですよね。安定期になるまで待つ方もいらっしゃいますが、早めに会社に申し出るのもよいかもしれません。急な体調不良や、つわり、検診の際などに理解を得やすくなりますし、体に負担がかからないよう、業務の相談もしやすくなりますよ。
頑張りすぎはストレスのもと。忙しい妊婦さんは鉄不足にもなりがちです。雪印メグミルク「プルーンFe 1日分の鉄分 のむヨーグルト」で栄養素を補いながら、ほっと一息いれてみてください。
鉄分をしっかりとれるレシピは?
妊婦さんに必要な栄養素のひとつが鉄分です。妊娠すると母体の血液量が増加するので、多くの鉄分が必要になるのです。
厚生労働省によると、非妊娠時における1日当たりの鉄の食事摂取基準は、18~29歳の女性で6.0mg、30~49歳の女性で6.5mg(いずれも月経なしの場合)ですが、妊娠初期には非妊娠時の+2.5mg、妊娠中期・後期では+15.0mgの鉄分摂取が推奨されています。
ポイントは、鉄分と一緒に、吸収率を高めるビタミンCやたんぱく質をとることです。良質のたんぱく質、鉄、ビタミンなどを多く含んでいる卵や肉類、レバー、魚介類、豆腐や納豆などの大豆類、緑黄色野菜、果物、ひじきなどの海藻類をバランスよく食べましょう。
たとえば、小松菜の磯和え。ゆでた小松菜を食べやすく切って醤油で和え、焼きのりを手でもんで混ぜるだけの簡単レシピです。ほうれん草の白和え、レバーの香味揚げ、ポークビーンズなども積極的に取り入れたいメニューです。
つわりや胃の圧迫などで思うように食が進まないときは、1本(190g)当たり鉄分6.8mgが含まれている雪印メグミルク「プルーンFe 1日分の鉄分 のむヨーグルト」がおすすめです。食べるタイプの
「プルーンFe 1日分の鉄分 ヨーグルト」にも1個(100g)当たり鉄分6.8mgが含まれており、妊婦さんにも好評です。
気をつけよう! 鉄分不足
つわりの症状は落ち着いても、さまざまなマイナートラブルに悩まされる方は多いもの。手足のむくみ、こむらがえり、ひん尿、胃の圧迫、睡眠が浅くなる、便秘など、不快な症状や気になる症状が出ていませんか。放っておくと、立ちくらみを起こしたり、赤ちゃんへの栄養不足につながったりする恐れもありますから、意識して鉄分をとりましょう。そのためには、栄養のバランスがとれた食事を毎日、きちんととることが大切です。
それでも鉄不足が心配なときは、鉄分を摂取できる栄養補助食品を取り入れるのもよいでしょう。雪印メグミルクの「プルーンFe 1日分の鉄分
のむヨーグルト」には、1本(190g)当たり鉄分6.8mgが含まれています。おいしく飲めて、鉄分を補給できることから妊婦さんにも好評です。
妊娠後期に気をつけたい食生活
妊娠後期になると、おなかが大きくせり出してきて、前かがみの姿勢ができなくなったり、背中や腰が痛くなったり。おなかの圧迫や足の付け根の痛みもあって、だんだん動きづらくなってきますよね。
一方で、おなかの赤ちゃんは、どんどん成長し、外に出てからしっかりと生きていけるように準備をしています。
だからこそ、しっかりと栄養をとっていきたいですね。胃が圧迫されるうえ、大きなおなかで動きづらく、運動も限られるので、なかなか食が進まない日もあるかもしれません。そんなときでも、おなかの赤ちゃんの発育のために意識してとりたいのは、やはり鉄分や葉酸などの栄養素です。カルシウムも不足しないようにしましょう。
妊婦さんの疲れも出やすい時期なので、主菜、副菜、果物などを普段よりも多くとるなどして、必要なエネルギーや栄養素をしっかりとりましょう。
雪印メグミルクの 「プルーンFe 1日分の鉄分 のむヨーグルト」
には、1本(190g)当たり、カルシウム190mg、鉄6.8mg、葉酸120㎍が含まれています。1日に1本、食事にプラスして飲むことで、不足しがちな栄養素を補うことができます。食が進まない方も、そうでない方も、ぜひ試してみてください。
知りたい!妊娠後期の体重管理
妊娠後期に入ると、おなかの赤ちゃんがグッと大きくなってくる頃です。お母さんの体重もグっと増えてきます。
病院での体重チェックは問題なかったでしょうか?体重増加量の目安は、妊娠前の体格(BMI)によって異なります。自分に必要な体重増加量を知って、医師や助産師の助言を受けながら、しっかり食事をとり、必要な栄養素を摂取していきましょう。
あまり気にしすぎるのもよくありませんが、ちょっと増えすぎだなと思ったら、油ものを控えたり、適度な運動を心がけたりするといいですよ。おすすめの運動はウォーキング。運動不足解消になるだけでなく、心肺機能を高め、分娩までの体力づくりにも役立ちます。
間食も、ヨーグルトなどの低カロリーのおやつやドライフルーツにしてみましょう。妊婦さんにとって大切なカルシウム190mg、鉄6.8mg、葉酸120㎍が1本(190g)のなかに含まれている雪印メグミルクの
「プルーンFe 1日分の鉄分 のむヨーグルト」には、糖質・カロリーオフ®もあります。体重が気になるときに、上手に取り入れてみてはいかがでしょう。
便秘をスッキリさせるには
妊娠後期になったら、産休をとる人や里帰り出産をする人は、早めに準備をしておきましょう。入院の準備や、産後の準備も整えておきたいですね。
とはいえ、この頃は胃が圧迫されてムカムカしたり、肺や心臓まで圧迫されて動悸や息切れに悩まされたりしがちです。無理をせず、休みながら体をいたわってください。
また、この頃、多くの妊婦さんが悩むのが「便秘」です。妊娠後期から臨月にかけて、おなかの赤ちゃんが大きくなると、子宮も大きくなって腸を圧迫し続けるので、便秘や下痢が起こりやすくなるのです。ホルモンバランスの変化や運動不足、ストレスなども便秘の原因だといわれます。
便秘の改善には、水分を摂取する、栄養バランスのよい食事を1日3回規則正しく食べる、おなかを温める、食物繊維をしっかりとる、適度な運動をするなどの方法があります。つらいときには、医師や助産師にも相談してみましょう。
このほか、間食に、ヨーグルトをとるのもおすすめです。雪印メグミルクの
「プルーンFe 1日分の鉄分 のむヨーグルト」には、妊婦さんにとって大切な鉄分やカルシウム、葉酸が含まれているので、おいしく飲みながら、手軽に栄養素を摂取することもできます。入院グッズにも加えてみてはいかがでしょう。
産後も摂取したい栄養素
妊娠中に意識して摂取してきた栄養素は、産後にも必要となります。授乳期に必要なエネルギーは、1日あたり+350kcalといわれます。なんといっても、産後は体力勝負。授乳に加え、夜泣きや昼夜逆転の生活が待っています。体力をつけるためにも、1日3食、バランスのよい食事で必要な栄養を摂取しましょう。
食事のポイントは、主食を中心に、エネルギーをしっかりとること。そして、緑黄色野菜を積極的に食べて、不足しがちなビタミンやミネラルを副菜でたっぷりとること。体づくりの基礎となる主菜には、肉、魚、卵、大豆をバランスよく取り入れます。さらに牛乳や乳製品なども組み合わせて、カルシウムも十分にとるよう心がけましょう。
また、母乳は血液からつくられるので、血液のもとになる鉄分をしっかりとっていきたいものです。妊娠中だけでなく、産後もおいしく鉄分、カルシウム、葉酸を摂取できる雪印メグミルクの
「プルーンFe 1日分の鉄分 のむヨーグルト」を、これからも、ぜひ役立ててください。