平成18年9月26日
お客様各位
雪印乳業株式会社
食中毒事件の民事訴訟における和解成立について
本日、大阪地方裁判所において、平成12年に発生いたしました弊社大阪工場製品による食中毒事件の民事裁判につきまして、原告の方と和解が成立いたしました。
弊社における安全管理が不十分であったことにより食中毒事件を発生させたこと、および本件食中毒発生後の広報対応等に関する弊社の対応の遅れが被害を拡大させたことにつきましては、これらを真摯に反省し、二度とこのような食中毒事件を発生させないことをお誓いいたします。
原告の方に対しては、食中毒事件をきっかけとして発症された諸症状により、多大な苦痛を受けられたことに対しまして心からお詫び申し上げます。
また、食中毒事件におきまして、多くのお客様の健康を損ない、各方面の関係者の皆様に多大なご迷惑をお掛けいたしましたことを、あらためて心よりお詫び申し上げます。
弊社は事件を反省し、食中毒事件の発生した6月27日を「事件を風化させない日」と定めて毎年同日に全社で品質保証に関する活動を実施しております。そして365日フリーダイヤルを受け付ける「お客様センター」や「企業倫理委員会」「お客さまモニター制度」など、社外の視点を取り入れた透明性のある経営を実践しております。これらの取り組みは「活動報告書」としてまとめております。
今後もこの事件を忘れることなく、安全で安心していただける製品をお届けするよう、全社を挙げて取り組んでまいります。
以上
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