雪印食品(株)関西ミートセンターの「北海道産牛肉の偽装」に関して
日頃は弊社商品をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
また、この度の弊社子会社雪印食品(株)の一連の不祥事では、皆様に多大なご迷惑をお掛けいたしまして誠に申し訳ございません。
本日、雪印食品(株)の関西ミートセンターにおける「北海道産牛肉の偽装」があらたに確認されたことに、戸惑いとともに大きな怒りと驚きを感じています。
BSE対策に関連する牛肉在庫緊急保管事業に虚偽の申請をしていたことについて調査を進める中で、あらたな事実として確認されたとのことです。これは国をあげて牛肉の安全と信頼回復に努力している中で起きた、大変悪質な断じて許すことのできない行為であります。この一連の不祥事に関しまして、雪印グループを代表して全ての国民の皆様、お客様に幾重にも伏して心よりお詫び申し上げます。
弊社は食中毒事件以後、企業倫理の見直しと徹底を実施してまいりました。弊社が企業活動を行っていく上で、守らねばならない規範として「雪印企業行動憲章」を策定するとともに、「雪印企業行動指針」によって具体的な行動まで示し、全ての役職員の徹底に努めて参りました。
しかしながら、雪印グループ各社に対しては、グループ全体で共有し徹底することが不十分であったと痛恨の思いを致しております。このことはグループを代表する親会社としての社会的な責任を強く感じております。
今、お客様からは雪印グループに対して大変なお怒りとお叱りを受けております。今、我々がしなければいけないことは、グループ会社を含めて、今一度グループのコンプライアンス体制を確実なものにすることであります。
雪印食品(株)関西ミートセンターの不祥事につきましては、重ねて、全ての国民の皆様、お客様に満身の意を持ってお詫び申し上げます。
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