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この度の弊社大樹工場における脱脂粉乳の品質事故に関しまして、日頃から弊社商品をご使用いただいているお客様の皆様、お取引先様の皆様、そして私どもへ原料供給にご尽力いただいている酪農家の皆様、行政当局の皆様、株主の皆様、報道関係者の皆様はじめ、多くの皆様方に御迷惑とご心配をおかけしましたことにつきまして、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。
８月２９日の記者会見において、大樹工場製造のエンテロトキシンに汚染された４月１０日製造の脱脂粉乳が７月１２日製造の脱脂粉乳に加えられ、帯広の営業倉庫に保管されていることが分かり、手捺印した１１０検体の中から５０検体のエンテロトキシン陽性反応の検査結果を申し上げました。
しかし、昨日、６月３０日製造の脱脂粉乳にも手捺印のものがありました。現在、更に全容解明に向け調査中でありますが、これ以上、皆様にご不安ご迷惑をおかけすることはできませんので、弊社が現在保有する大樹工場製造の脱脂粉乳全量を廃棄することといたします。得意先様への販売はもちろん、社内原料としての使用も一切行わないことにいたします。この処置につきましては貴重な原料乳をご提供いただきました生産者の皆様には大変申し訳ない気持ちで一杯でございます。
また、今後は大樹工場においての脱脂粉乳の製造を行いません。
なお、これまでに大樹工場が製造した脱脂粉乳の全量とその保管場所は確認されて出荷止めいたしております。
ご案内のとおり、大樹工場の脱脂粉乳にエンテロトキシンが産生した原因解明につきましては現在、大阪府警並びに帯広保健所等関係当局のご指導を受けながら進めておりますが、問題の脱脂粉乳の数量と製造日付については弊社として責任を持って調査いたします。
以上、大変ご心配をおかけしましたこと重ねてお詫び申し上げます。
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