このたびの、大阪工場低脂肪乳品質事故からの一連の事故に関しまして、お客様には多大なご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。

　現在、全国２０ヵ所の市乳工場では、７月１２日（水）以降、順次操業を停止しております。この２０ヵ所の工場はすべて、各保健所により安全性が確認されております。今後はさらに当社が厚生省に提出しているＨＡＣＣＰプランの「第三者機関」による点検・見直し（*）を行ってまいります。

　この「第三者機関」による点検は、厚生省のアドバイスをいただき、ＨＡＣＣＰの専門家を中心に編成されたチームにより実施して頂くことと致しました。具体的なチームのメンバーや点検スケジュールなどにつきましては、さらに調整の上、７月１４日（金）から工場ごとに順次ご報告いたします。

　この「第三者機関」による点検を受けた後、その結果を踏まえ、厚生省担当官の確認を頂くことにしております。

　なお、現在は各工場で点検準備を行っております。点検準備とは、例えば、生産ライン停止にともなう衛生維持のための製造機器類の洗浄、タンク内残留原料乳等の仕掛品処理など、製造工程全体にわたるものです。

　以上の予定ですので、何卒ご了解のほど、お願い申し上げます。