雪印乳業では社外の方々にご協力いただきながら変革を進めております。 2002年5月27日、「田舎のヒロインわくわくネットワーク」のメンバーでいらっしゃる、新座市の尾崎千恵子さん宅で生産者の方々との対話会を行いました。 今回は野菜作りに携わっている方々を中心に、米農家、酪農家、牛乳販売店の方など10名と雪印社員8名が集まり、厳しいながらも温かいご意見を数多く頂戴しました。 それぞれ自己紹介の後に自由に意見交換を行いましたが、野菜作りの話そして酪農と牛乳の話、そして本物の味を提供するメーカーの使命についての話が中心に展開されました。 野菜作りでは直販をされているところと市場出荷中心にされているところでは農薬に関する考え方に多少の違いはあるものの本当の美味しさを提供するために手間隙をかける生産者の気概を強く感じました。中でも印象的だったのは、直販をされている野菜農家の方で、「品物が売り切れた時、他を紹介するのですが、お客さんは他では買わないんですよ。そういうお客さんはうちの栽培方法を知っているんです。だから安心して買うんですね。」というお言葉でした。 酪農・牛乳については本物の牛乳(低温殺菌)を提供してほしいというご意見をいただきました。それは今の消費者だけではなく、これから味覚を形成する子供たちのために本来の牛乳の味を教える使命があるはず、ということでした。また、牛乳の味だけでなく、そのもととなる酪農を消費者に知ってもらうために雪印が貢献することが雪印の支援者を増やすことになるのではというご意見もいただきました。酪農を消費者に知らせる努力と本物の味を提供する努力、この二つが雪印には必要とのご助言でした。 そして社員には乳を扱う会社にいる以上、もっと乳を知らなくてはいけないとのご助言をいただきました。酪農研修を社員が徹底して行うことにより、全ての社員が酪農、乳に詳しくなれば、その人たちが作る・売る製品は消費者にとって安心して買えるというものでした。最後には「土にまみれ、牛とともに歩む雪印」というキャッチフレーズまでいただきました。 なお、当日対話会に参加された農家の方々のご意見と、出席した社員の感想は次のとおりです。
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