
ハードタイプ
ペコリーノ・ロマーノ
Pecorino Romano:英・伊語表記
食べやすさ
ペコリーノ・ロマーノは、羊のミルクを原料とした、イタリア最古と言われるチーズです。
雌羊のことをイタリア語で「ペコーラ」というところから、この名前がつきました。
2000年以上前のローマ帝国の時代から食べられてきたと言われている、長い長い歴史のあるチーズです。当時、保存目的で作られていたという理由から、塩分が強めなのが特徴です。
そのまま食べるにはしょっぱいと感じるでしょう。羊のミルク独特の甘い香りがし、色は白っぽく、非常に硬質なハードタイプのチーズです。
同じペコリーノの名前でも、トスカーナ地方などで作られているペコリーノ・トスカーノは、ペコリーノ・ロマーノほどの塩気はなくマイルドな味わいで、そのまま食べられていることもあります。
原産国・地域 | イタリア |
---|---|
原料乳 | 羊乳(全乳、殺菌乳) |
その他の名称 | ペコリーノ・ロマノ、ペコリーノ |
見た目の特徴 | 表皮は薄く、色はアイボリー。刻印がある。 |
味の特徴 | かなり塩気が強い。ほのかに酸味を感じる。羊乳特有の甘みとコクもある。 |
熟成期間 | 最低5ヶ月間 |
固形分中乳脂肪 | 最低36% |