白カビタイプ

ヌーシャテル

Neufchatel:仏語表記
食べやすさ
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ハート型のチーズ、と言えば見たことがある方も多いのではないでしょうか。バレンタインなどの贈り物としても人気があります。
この形から最近の新しいチーズと誤解されがちですが、ノルマンディー地方で最も歴史のあるチーズの一つと言われています。
かつて100年戦争の折に、相手の兵士と恋に落ちたヌーシャテル村の娘が贈ったというロマンティックな言い伝えも残っています。
日本ではこのハート型(クール・ド・ヌーシャテル)が有名で取り扱いも多いようですが、円柱形(bonde)、煉瓦(briquette)、正方形(carre)、ハート形(coeur)など、違う形のものもあります。
やや塩味が強く、カマンベールよりシャープな味わいとなっています。
1969年にA.O.P(EU統一の原産地名称保護)を取得しました。

  • AOPは、2009年よりAOC(原産地名称統制制度)から移行しています。
原料乳 牛乳
原産国 フランス
見た目の特徴 純白で美しい白カビにおおわれており、円柱形、四角形、ハート形、煉瓦形など、様々な形がある。
味の特徴 バターのようなコクと、やや強い塩気の効いた味わい。
熟成期間 最低10日間
固形分中乳脂肪 最低45%

白カビタイプのチーズとは?

温めたミルクに乳酸菌を加えた後、レンネット(凝乳酵素)を加えて、カゼイン(主な乳たんぱく質)が凝固したもの(凝乳)からホエイ(乳清)を除去するとカードができます。
このカードを布袋に入れて水切りし、十分に水分が排出されたら、塩を加えます。
その後、成型し、白カビにより表面熟成させます。

フランス 
セーヌ・マリティーム県、
東部とオワーズ県の一部にまたがるブレ(Bray)地方の指定村落

りんごや洋ナシ、ドライフルーツと一緒に。

相性がよいワイン

  • 軽め~中程度のフルーティーな赤ワイン、コクのある赤ワイン
  • 辛口の白ワイン

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